材料副費とは(外部材料副費と内部材料副費)

1.材料副費とは

材料を購入した時は材料の仕入れ先に材料の代金を支払うことになります(材料の本体価格は購入代価といいます)。

しかし、実際に材料の購入に際してかかる費用は仕入れ先に支払う材料代だけではありません
材料の仕入れ先から工場への引き取り運賃や荷役費、輸入の際には関税を支払わなければなりません。
また自社の工場や倉庫に材料を運び入れた後にも検収や整理・保管などについて費用が発生する場合もあります。

このように材料の購入に際し附随的に発生する費用(本体価格以外の支出)を材料副費といいます
なお、材料副費は材料を工場(倉庫)に運び入れるまでに発生する引取費用(外部材料副費)と材料を運び入れた後にかかる引取費用以外の材料副費(内部材料副費)とに分けることができます。

引取費用
(外部材料副費)
材料を工場(倉庫)内に運び入れるまでに発生する費用。工場外部で発生する材料副費であり外部材料副費とも言います。

買入手数料・引取運賃・荷役費・保険料・関税など

引取費用以外の材料副費
(内部材料副費)
材料を工場(倉庫)内に運び入れてから発生する費用。工場内部で発生する材料副費であり内部材料副費とも言います。

購入事務・検収・整理・選別・手入・保管等にかかる費用

2.材料の購入原価と材料副費

これらの材料副費については材料の購入時において、材料の購入原価に算入することになります。
原価計算基準においては、材料の購入原価は原則として実際の購入原価とし、次のいずれかの金額によって計算するものとされています(原価計算基準 十一(四)参照)。

1.購入原価=購入代価+引取費用
2.購入原価=購入代価+材料副費(引取費用を含む)

なお材料副費のうち、内部材料副費についてはその額を把握するのに時間がかかることもあるため、上記2において必要ある場合には、引取費用以外の材料副費(内部材料副費)の一部を購入代価に加算しないことができます。
材料副費の一部を材料の購入原価に算入しない場合には、これを間接経費に属する項目とし又は材料費に配賦します。

(関連項目)
材料副費の処理(実際発生額を購入原価に加算する方法)

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