工程別総合原価計算とは、製造工程が二つ以上の連続する工程に分けられるような場合において各工程ごとに製品の原価を計算する方法をいいますが、工程ごとに集計する原価の範囲とその集計方法から次のように分類することができます。 続きを読む
カテゴリー別アーカイブ: 総合原価計算
異常仕損・異常減損の処理方法(総合原価計算)
仕損(失敗品など)・減損(原料の蒸発や飛散による目減り分など)は通常の製造工程においては必ず一定の割合で発生するものですが、たとえば災害などで製造中の製品が大量に焼失したり、あるいは地震などで燃料が大量に流出してしまったりすることがあるかもしれません。
このように、何らかの理由で通常生ずる程度の範囲を超えて発生した仕損や減損を異常仕損・異常減損といいます。 続きを読む
度外視法と非度外視法(総合原価計算の基礎)
通常の製造過程で生じることが予想される程度の仕損や減損を『正常仕損』や『正常減損』などといい 続きを読む
仕損品評価額と仕損費(スクラップとしての評価額の扱い)
正常仕損・減損の負担関係(完成品のみか月末仕掛品も負担するか)
通常の製造過程で生じることが予想される程度の仕損や減損を『正常仕損』や『正常減損』などといいます。 続きを読む
正常仕損と異常仕損の基礎
仕損と減損との違い(基本)
1.仕損とは
製品は様々な工程や作業を経て製造されるものですが、作業を続ける過程で失敗や不具合が生じたり、規格を満たさない製品ができてしまったりすることがあります。 続きを読む
等級別総合原価計算の基礎
1.等級別総合原価計算とは
等級別総合原価計算とは、同一工程において、カタチや大きさなどは異なるが同種の製品を連続生産する場合に適用される原価計算を言います(原価計算基準 二二 等級別総合原価計算参照)。 続きを読む