1.工程別総合原価計算とは
総合原価計算において、製造工程が二つ以上の連続する工程に分けられるような場合、各工程ごとに製品の原価を計算することがあります。このような工程ごとに原価を計算する総合原価計算を工程別総合原価計算といいます。 続きを読む
総合原価計算は、同種製品を反復連続的に生産する生産形態(いわゆる大量生産)において適用される製品原価計算です。
総合原価計算にあっては、原価計算期間に発生したすべての原価要素を集計して当期製造費用を求め、これに期首仕掛品原価を加えた総製造費用を完成品と期末仕掛品とに分割計算することにより、当該期間の完成品総合原価を算定し、これを製品数量で均分することによって製品1単位あたりの原価を計算することになります。 続きを読む